髪の毛を栗色に、ていったいどういうコトだろう?
特に白髪染めのお客様。
「栗色にお願いします」
てよく言われるけれど。
「栗色」って??
色のたとえだろうけれど
「栗色」って何?
ひと口に栗色と言っても
赤系も「栗色」だろうし
黄系も「栗色」
マット系だって「栗色」
あの栗の🌰色を思い浮かべれば
やっぱり「栗色」って赤系???
私が
この「栗色」で思い出したのが
むか〜し、昔のコト。
私が以前 勤めていたお店に
いつもいらっしゃるお客様が
ティッシュペーパーに包んで
大事そうに持ってきた。
「これすごく大事なものなのー
こんな感じの色に染めて欲しいの、、、、。
これ先生にこんな色に、って見せてね」
と開いたそのティッシュペーパーの中には
食パンをトースターで焼いた
小さな小さなホントに小さなパンのかけら
ひとつが、、、、、(笑💦
私、目が点になりましたとも、、、、。
そのお客様。
アルカリカラーのアレルギーで染められず
ヘアマニキュアをされていました。
ヘアマニキュアは髪の毛を明るくなんて
染まらない!!
、、、、、、。
そもそも
髪の毛と食パンのトーストのかけらじゃ
色の比較自体、出来ない。
無理でしょ⁉️コレ。
パンと髪の毛だよ⁉️
う、、、、どうしよう、、、、。
コレ、先生に見せるべきか、、、、❓
こんなもの見せたら
先生にきっと、怒られるだろ、、、な、、、。
待ち合いを見ると
にこやかに私に笑いかけるお客様。
"早く先生に見せて!!"といってる。
案の定。。。
私、怒られましたよ〜〜
「なんで出来ない、って言わないの〜?
なんであたしにこんなもん見せるの〜💢」
いやいや〜
私
出来るなんて、これっぽっちも
言ってませ〜ん😂
「見せろ」と言うお客様と
「なんで見せた」と言う先生。
なんで、私が叱られる?
「栗色」て
きっと魔法の色なんでしょうね。
朝起きてパンを焼いて
落ちたかけらを見てひらめいたお客様。
髪の毛もこんな色にしたいーーー!!
そのお客様にとって
理想の「栗色」だったんでしょうね。
きっと、、、、。
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